こんにちは、ゆんてぃむです。
先日、育休中の社員が、赤ちゃんを抱いて職場に挨拶に遊びに来てくれました。
普通にこちらは猛烈に仕事中。
久しぶりなので、とりあえず手を止めて会いに行く。

「出産大変だった〜?」
「赤ちゃん可愛いね!名前は?」
他の社員が、赤ちゃんのほっぺたぷにぷにしたり、抱っこしたり、いないないばーとかしている間にそっと席に戻る。
私には仕事が待っている。というか、私の心が仕事をした方が良さそうだと判断した。
遠くで聞こえる赤ちゃんの泣き声。
「私も流産していなかったら今頃赤ちゃん抱いていたのかな」
なんて思いながら、目の前の仕事に打ち込む。
別にまだ子供ができにくい年齢でもないし、不幸なわけではない。
誰も悪くない。赤ちゃんはとても可愛い。
そっとこのなんとも言えない気持ちに蓋をする。
※ちなみに、そっとトイレに行って、Twitterでこのモヤモヤを吐き出させていただきました
(仕事サボってごめんなさい。そして、励ましてくださったフォロワーさんに感謝しかありません。)
流産の経験があって、妊活している身からすると、数十人もいる職場に産休中の社員が赤ちゃんお披露目に連れてきて1時間とか滞在されるとなんとも言えない気持ちになる。顔には出さないし、おめでとうって言うし、可愛いねって言うけど、なんだかなぁ。仕事も止まるしね。そっと心に蓋をする。
— ゆんてぃむ (@yuntim3) March 4, 2020
いつか私にまた子供ができても、私は職場に赤ちゃんを連れて行かない。
数人の家族みたいな職場ならまだしも、私が務める会社には数十名の女性が働いている。
結婚していない人も、結婚して子供がいない人も、離婚した人も、結婚して子供がいる人もいる。
私のように流産した人も、不妊治療している人も、子供を生まない人生を選んだ人もいる。
赤ちゃんと一緒に挨拶に来てくれた社員も、赤ちゃんを預けられる人がいなかったのかもしれない。
みんな別に何も悪くない。
ただ自分の人生を生きているだけ。
私も含め、これだけ多様化した社会、女性が当たり前に働く社会では、いろいろな事情があって、いろいろな思いを抱えて働いている人がたくさんいる。
誰も悪くない。
でも、簡単に人を傷つけられる。
だから、周りへの配慮が大切。
自分の今までの行動を省みて、優しい気持ちを忘れないで生きようって思いました。
おわり。
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